糖質制限ダイエットを開始し始めてから、糖質制限ダイエット関連の本も読んでいる。
今回は、北里研究所病院 糖尿病センター長の山田悟先生著「糖質制限の真実」。
糖質制限食を実行するにあたり色々と参考になることが書いてあった。
山田悟先生の推奨するロカボ等について一部ご紹介します。
カロリー制限食・脂質制限食・糖質制限食の何が正しいのか?
山田悟先生は糖尿病治療の専門家なので、糖尿病治療の観点が中心だが、一般の方やダイエッターなどが、どのような食生活を送るかについて、エビデンスに基づいて紹介している。
問題はこのエビデンスである。
糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて (幻冬舎新書) [ 山田悟 ]
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エビデンスとは?
世の中では様々な主張がなされている。
その場合、説得力となるのがエビデンス。
ところが、そのエビデンスに基づき、正しいとされていた食事方法が今は正しくないとされる、これは一体どういうことだろうか?
エビデンスレベル
信頼度の高い順に以下になる。
1.無作為比較試験
2.観察研究
3.症例対照研究
4.症例報告
5.動物実験や細胞実験のデータ
よくエビデンスとして出される「5.動物実験や細胞実験のデータ」は、エビデンスとしては一番低い(=信用に足らない)。
ところが、エビデンスとして全て同列に見なされた事に問題がある。
「1.無作為比較試験」で確認された結果に対して、「2.」以下で反論することはナンセンスだということだ。
恣意的な主張
厄介なのは、この「1.無作為比較試験」にも、初めに結論ありきで、元々の論調にあったデータを恣意的に集めるという方法も取られることがある。
業界の思惑
例えば、「脂質は悪」という主張は砂糖を売りたい砂糖業界には好都合。そこで、「脂質は悪」というキャンペーンを打つことになる。
結局何が正解なのか?
結論的には、「糖質制限食」が正解だ。
※欧米人の場合は、糖尿病の治療として、まずカロリー制限を行って痩せることが優先される。
ロカボとは何?
「糖質制限食」というと、糖質を一切取らない(あるいは基本的に)食事だ。
すると、食べれる食べもののバリエーションが限りなく少なくなり、継続が困難になる。
さらに、食品メーカー的に"制限"と言う言葉はマイナスイメージが付きまとい、好ましくない。
低糖質・低糖類とは?
低糖質は糖質オフと言うことあり、正確に定義されてはいない。
一方、低糖類は、糖類が食品の100gあたり5g未満であると定義されている。
ロカボの定義
ロカボの定義は以下になる。
ポイントは糖質摂取量。
・1食20~40g
・+1日10gまでのスイーツ、間食
・1日の糖質摂取量をトータル70~130gにする
糖質制限食(ローカーボ)とロカボの違い
糖質制限食(ローカーボ)というと、糖質を限りなく摂取しない食事方法だが、ロカボでは糖質の最低限の摂取量が決めてある。
これには理由がある。
ケトン体
ロカボでは、糖質摂取量の下限が決めてある。
・1食20g以上
・1日の糖質摂取量をトータル70g以上
これは、糖質摂取量の下限を切ることによって、ケトン体が出てくるような極端な低糖質状態になること避けている為。
ケトン体が出てくる状態はケトジェニックと言うが、糖質制限=ケトジェニックと捉えられている。
山田先生は、この状態に関してエビデンスが十分でないとして、推奨していない。
私の場合、正確には分からないが、家での食事では、ロカボの基準以下の事が多い。
さて、どうしたものだろうか?
今朝の体重
68.2kg(ダイエット日目:6.3㎏減)
昨日の食事内容
朝食
なし
昼食[糖質:40g]
・豚カツ定食:?(ご飯40g+フライ?)
・オールフリー:糖類0g
夕食・間食等[糖質:4.7g?~]
・氷零ノンアルコールチューハイ(グレープフルーツ):糖類0g
・のんある気分ジントニック:炭水化物0.1g~0.6g(糖類0g)
・スタイルバランス:糖類0g
・豚肉入り野菜炒め:?
・ロカボナッツチョコ1個:糖質4.6g
昨日は和幸で、豚カツ定食を食べたので、体重が心配だったが、排便が久しぶりにあったこともあり、前日より400g減。
2日前の体重に戻った。