北里研究所病院 糖尿病センター長の山田悟先生のロカボ(ゆるいと質制限食)では、健康な人がダイエット目的でケトン体を出すような糖質制限をすることは現段階では推奨していない。 ケトン体ダイエット(ケトジェニック)は危険なのか? しかし、宗田哲夫医師の「ケトン体が人類を救う」という本を発見。 「ケトン体危険説」に対して宗田医師は真逆の主張を展開する。 内容を抜粋する。
「ケトン体が人類を救う」のポイント
宗田医師は本書の序章で「本書で伝えたい事のあらかじめまとめ」を述べている。
今の栄養学で間違っている6つの説(神話)
①カロリー神話
②バランス神話
③コレステロール神話
④脂肪悪玉説(肉・動物性食品悪玉説)
⑤炭水化物善玉説(野菜・植物性食品善玉説)
⑥ケトン体危険説
ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書) [ 宗田哲男 ]
ロカボの山田医師と宗田医師の見解の相違
①から⑤に関し、ロカボの山田医師と宗田医師の見解は概ね同じ。
唯一違うのがケトン体に対する考え方だ。
山田医師は、ケトン体は臨時のエネルギーであり、過度のケトン体は危険性を伴うという主張。
⇒ケトン体ダイエット(ケトジェニック)は危険なのか?【山田医師の見解】
一方、宗田医師は、「ケトン体は危険な物質であるというのは、20難前の知識で、もはや前世紀の遺物」と言い切る。
宗田医師のケトン体に関する見解
宗田医師の理論の根拠
宗田医師は、産婦人科医である。
宗田医師の主張する理論は、自分の糖尿病を糖質制限で完治した実体験、そしてその体験を元に、妊娠糖尿病に苦しんでいる妊婦さんと対峙し得た臨床データに基づく。
単に論文を根拠にしたものではない。
「ケトン体が危険」か?
「ケトン体が危険」に対する宗田医師の結論は以下の2点。
・ケトン体値が高いことは、何の危険も起こさない。
・ケトン体はヒトの基本的エネルギー源である。
脂肪が消化燃焼するとケトン体が出来る
糖質をとらないでいると、ケトン体が血液中に上昇してくる。
さらに、糖質をとらないで、脂肪をとると、速やかにケトン体が上昇する。
ケトン体値が高いとケトアシドーシスが起こる?
糖質制限をしていると、血糖値は上昇せずにケトン体が上昇する。
普通でも、2000位、多い時には5000~7000にもなる。
しかし、こんなにもケトン体値があがっていても、アシドーシスの症状は起こしていない。
アシドーシス(酸性血症)の原因
問題は、高血糖の時に起こる「糖尿病ケトアシドーシス」である。
ケトン体ダイエット(ケトジェニック)は危険なのか?【まとめ】
産婦人科医の宗田医師が妊娠糖尿病に苦しんでいる妊婦さんと対峙して得た結論は、以下の2点。
・ケトン体値が高いことは、何の危険も起こさない。
・ケトン体はヒトの基本的エネルギー源である。
糖質制限を自信もって進めることが出来るので安心した。
今朝の体重
68.1kg(ダイエット40日目:6.4㎏減)
昨日の食事内容
朝食
・ココナッツオイル入コーヒー:?
昼食
・バンバンジー:10g?
・唐揚げ2個:?
・オールフリー:糖類0g
夕食・間食等
・ゼロコーラ:糖類0g
・ZEROチョコ1袋:糖質15.9g
・のんある晩酌レモンサワー:糖類0g
・素焼きミックスナッツ2袋:糖類2g
昨日は、1か月ぶりのゴルフのラウンド。
スターとの関係で昼食は10時45分から。
いつもはご飯のセットメニューだが、今回は単品を注文。
5時前に起床して睡眠不足かつ暑い中、コースを回ったこともあり、疲れて早めに寝る。
いつもより運動をしたためか、飲食の終了が早かったからか、寝過ぎたからか原因は不明だが、体重は前日より500g減った。