新聞に「甘味料勧めない WHOが指針」という記事があった。 何に対して「勧めない」のか?
その理由は何故なのか?
ダイエットの強い味方ゼロカロリー食品には砂糖の代わりに人工甘味料が使われている。
何が問題なのか、記事を深読みしてみる。
どういう目的に対して「甘味料」を勧めないのか?
まず、記事には人工甘味料という表現ではなく、「非糖質甘味料」という言葉が使われている。
そもそも、「非糖質甘味料」は人工甘味料とは違うのだろうか?
「非糖質甘味料」とは?
「非糖質甘味料」はステビアなど自然由来のものや、アセスルファムK、アスパルテームなど化学合成してものがある。
砂糖の数十倍から数百倍甘く、微量で甘味がつくのでエネルギーが低く抑えられる。
「非糖質甘味料」の具体名として以下があげられている。
アセスルファムK、アスパルテーム、アドバンテーム、ステビアなど。
上記の文章で、何故「人工甘味料」という言葉を使わないのかが分かった。「非糖質甘味料」には、ステビアなど自然由来のもの(=人工でない)が含まれるからだ。
「非糖質甘味料」をどんな目的には推奨しないのか?
WHOは、"体重管理"の目的で「非糖質甘味料」を使わないよう勧めている。
また、これまでの研究を分析した結果で、がんや糖尿病などの悲感染性疾患を予防する目的にも使うべきではないとしている。
"体重管理"の目的で「「甘味料」を勧めない根拠
では、"体重管理"の目的で「非糖質甘味料」を使うことを勧めない根拠は何だろうか?
分析では、3か月以内の使用では体重減少の効果があったものの、6~18ヶ月の長期間では効果がみられなかった。 また、長期使用では、成人のⅡ型糖尿病や心血管疾患のリスクが増す可能性も示唆された。
上記の文章からは、押しなべて"体重管理"の目的で「非糖質甘味料」を使うことを勧めないのではないことが分かる。
短期使用(3か月以内):効果があった。
長期使用(6~18ヶ月):効果が認められなかった。
即ち、短期使用においては問題がないと言える。
むしろ、体重管理に効果があったと認めている。
甘味料の全てではない
さらに、注目すべきは、「非糖質甘味料」には糖アルコールのエリスリトールは含まれていない点。
エリスリトールは一般的には「人工甘味料」に分類されているが、化学的に合成されたものではなく、元々自然界にあるものだ。
私はエリスリトールを砂糖の代わりに使っているが、新聞記事(WHOの指針も含め)ではエリスリトールについて一言も言及されておらず、誤解の与える内容になっている。
今朝の体重
71.1kg(ダイエット20日目:3.4㎏減)
昨日(6月29日)の食事内容
朝食
・なし
昼食
・三田屋でステーキランチ ※ご飯は少な目
夕食・間食等
・ゼロチョコ2個:100kcal
・辛口ゼロボール:0kcal
2日間続けて体重が増えたが、この2日間は逆に2日連続で体重が減っている。昨日は、昼にステーキランチを食べたら思いのほかお腹が一杯になった。その為、間食も少な目。そのおかげか前日に比べ300g体重が減った。