私はアルコールを結構飲む。
ウイスキーの4000mlが2~3週間でなくなるので、毎日200ml以上飲んでいる計算になる。
ウイスキー200mlは多いの少ないの?
そこで、ウイスキー及びビール、日本酒、焼酎、ワイン、チューハイのアルコールの1日の適量を調べてみた。
純アルコール量の1日の適量は厚生労働省が発表している。
アルコール量の計算方法もご紹介します。
- 1日のアルコールの適量
- 生活習慣病のリスクを高めるアルコール量
- 純アルコール量の計算
- アルコールの適量の計算
- アルコール別アルコールの適量
- 生涯に飲めるアルコール量
- アルコールの適量を毎日飲んだら何年飲める?
- 二日酔対策
1日のアルコールの適量
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」を参照すると、1日あたりの純アルコール量は20gくらいに抑えるのが望ましいとある。
1日当たりのアルコールの適量:純アルコール量20g
但し、女性は男性の1/2~2/3程度が適当とされているので、10g~13gとなる。
純アルコール量20gは男性の場合。
生活習慣病のリスクを高めるアルコール量
また、 厚生労働省は、平成25年から開始された「健康日本21(第二次)」では、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上としている。
生活習慣病のリスクを高めるアルコール量
男性:純アルコール量40g以上
女性:純アルコール量20g以上
純アルコール量の計算
上記で「純アルコール量」とあるが、計算式は以下の通り。
純アルコール量(g)=摂取量(ml) × 度数または % / 100 × 0.8(比重)
例えば、私は毎日ウイスキーを200ml以上飲んでいる。
ウイスキーのアルコール度は43%。
200ml×43%×0.8=68.8g
ちなみに昔、ビール350ml缶を1日5~6本飲んでいたことがあった。
ビールのアルコール度数は酒類によって異なるが、5%として計算すると、私が1日の摂取していた純アルコール量は以下になる。
350ml×6本×5%×0.8=84g
いずれにしても、生活習慣病のリスクを高めるアルコール量をとっくに超えている。
アルコールの適量の計算
では、厚生労働省の推奨するアルコールの適量に見合うウイスキーの量は何mlだろうか?
純アルコール量の計算式から導き出される。
摂取量(ml) =純アルコール量(g)÷[度数または % / 100 × 0.8(比重)]
20g÷(43%×0.8)=58.14ml
約60mlだ。
これがどれくらいの量かというと、ダブル1杯に相当する。
アルコール別アルコールの適量
アルコール別の計算すると、1日アルコール適量は以下になる。
※男性の場合、女性はこの半分が目安となる。
ウイスキー(43%) | ダブル1杯(60ml) |
---|---|
焼酎(25%) | グラス1/2杯(100ml) |
ビール(5%) | 500ml1本 |
日本酒(13.8%) | 1合(180ml) |
ワイン(13%) | グラス2杯弱(200ml) |
チューハイ(7%) | 缶1本(350ml) |
※アルコール度数はモノによって異なる。一例です。
※参照:アルコールの適量は?アルコール量とアルコール分解時間の計算式及び計算機
生涯に飲めるアルコール量
「ゴボウ茶を20歳若返る!」等の著者がある南雲医師によると、生涯に飲めるアルコール量には上限があるらしい。
それは男性は500㎏、女性は250㎏。
この量が超えると、体は限界を迎える。
即ち、肝硬変や肝臓がんのリスクが増える。
では、純アルコール量500㎏とはどういう量なのか?
毎日ウイスキーを200ml(純アルコール量68.8g)の生活を続けたとすると、
500㎏÷(68.8g×365日)=19.9年
約20年で肝臓がアウトになる計算だ。
私の場合、既にアルコールをかなり飲んでいるので、肝臓の寿命はさらに短くなる。
アルコールの適量を毎日飲んだら何年飲める?
では、厚生労働省の推奨する1日20の場合、何年飲めるのだろうか?
500㎏÷(20g×365日)=68年
20歳から飲んで88歳まで肝臓が持つ計算だ。
これは平均寿命に近い。
いずれにしても、私の場合、飲んでも1日のウイスキー量を60mlに抑える必要がある。
禁酒できれば一番良いのだが。
二日酔対策
飲み過ぎると普通は二日酔いになる。
但し、その量は人により、その日の体調により異なる。
いずれにせよ、肝臓のアルコール分解能力がカギを握る。
肝臓のアルコール分解能力をサポートするサプリが販売されている。
飲む前に飲むと二日酔いしないものもあるようだ。
二日酔い予防・飲み過ぎ対策サプリメントおすすめ5選【徹底比較】