お酒はよく飲むが、家計がひっ迫しているので、「安くて酔える酒の種類は何か?」を考えてみた。
お酒にはビール、ウイスキー、焼酎、ワイン、日本酒とあるが、一番、安上がりで酔える酒はどれなのか?
純アルコール量と価格から算出してみた。
- 焼酎は血糖値が一番上がらない?
- 季節でビール、ワイン、日本酒を飲み分ける
- 安くて酔えるお酒の種類の算出方法
- 種類で価格もアルコール度数も異なる。
- お酒の種類別純アルコール量1gあたりの価格の比較表
- 安くて酔えるお酒の種類は?
焼酎は血糖値が一番上がらない?
私が最近、よく飲むのはウイスキーと日本酒。
昔は、芋焼酎が好きだったが、家族から、「焼酎は臭う」と苦情が来たため、それ以来、家では飲んではいない。
焼酎の良いところが、お酒の中では血糖値が一番上がらないという点。
私は、健康の為に焼酎を選択したのだが。
もっとも、私の飲む量が半端ない為、家中が臭うというのが真相のようだが。
季節でビール、ワイン、日本酒を飲み分ける
ウイスキーや焼酎を飲む以前は、季節によってビール、ワイン、日本酒を飲みかけていた。
夏はビール、秋はワイン、冬は日本酒、春は花粉症が悪化するので、お酒は控えていた。
安くて酔えるお酒の種類の算出方法
今回の算出にあたり、まず、お酒の純アルコール量を計算する。
お酒の純アルコール量の計算式は、以前、記事にした。
純アルコール量=お酒の容量(ml)×アルコール度数(%)×0.8
これで、お酒の種類に関わらず、お酒に含まれる純アルコール量(g)が計算できる。
「純アルコール量」が同じなら、「酔い」も同じ、という考えである。
(例) ビール(アルコール度数5%/500ml)の場合。 500×5%×0.8=20g 値段が260円だとすると、純アルコール量1gあたりの価格は13円。
これと同じことを他のお酒で計算すれば、種類別に純アルコール量1gあたりの価格が出る。
これを比較する事で、どの種類のお酒が安く酔えるかが分かる。
しかし、いざ、計算しようとすると思わぬ問題が立ちはだかった。
種類で価格もアルコール度数も異なる。
例えば、ウイスキー。
メーカーも種類も沢山ある。
そして、アルコール度数も異なる。
ウイスキーのアルコール度数は一般的に43度だが、私の知る限りは37%、40%、42%、43%がある。
さらにやっかいのは計算に必要なアルコール度数が明確でないお酒もある。
例えば、パック入日本酒にはアルコール度数が13~14度と記載されている。
と、計算する上での問題点を述べてきたが、言いたいことは、今回の計算は一例であるということ。
一番良いのは、貴方が普段飲んでいるお酒で比較することだ。
お酒の種類別純アルコール量1gあたりの価格の比較表
私が過去から現在に飲んでいるお酒の純アルコール量1gあたりの価格を計算して比較表にまとめた。
お酒の種類/銘柄 | 量/アルコール度数 | アルコール量(g) | 値段 | 1gあたりの値段 |
---|---|---|---|---|
日本酒/月桂冠月 | 2000ml/13.8% | 220g | 937円 | 4.3円 |
ウイスキー/甲州韮崎 | 4000ml/37% | 1,184g | 3,110円 | 2.6円 |
白ワイン/おいしい酸化防止剤無添加白ワイン | 1500ml/13% | 156g | 1,058円 | 6.7円 |
焼酎/黒かのか | 1800ml/25% | 360g | 1,335円 | 3.7円 |
ビール/アサヒスーパードライ | 500ml/5% | 20g | 260円 | 13円 |
安くて酔えるお酒の種類は?
お酒の種類別純アルコール量1gあたりの価格をまとめると以下になる。
日本酒:4.3円
ウイスキー:2.6円
白ワイン:6.7円
焼酎:3.7円
ビール:13円
結果、純アルコール量1gあたりの価格を安い順に並べると、
ウイスキー(2.6円) < 焼酎(3.7円) < 日本酒(4.3円) < 白ワイン(6.7円) < ビール(13円)
結果、一番安くて酔えるお酒の種類はウイスキーとなった。
ビールが一番高い。
[注] 飲むお酒の種類、銘柄でアルコール度数、価格も異なるので、必ずしも同じ結果になるとは限らない。
価格にしても、ディスカウント店、スーパー、通販では異なる。 あくまでも参考にしていただきたい。
一番良いのは、自分が飲むお酒で計算してみることだ。 その中で一番、安いお酒が何なのかが分かる。