「1分間の日記で夢は必ずかなう!」という本を読んだ。
1分間とは毎日1分間ということだろう。
1分間で何をするのだろうか?
本当に毎日1分間日記をつけるだけで夢は叶うのか?
「1分間の日記で夢は必ずかなう!」を読んだ感想です。
私は「夢が叶う」「夢実現」というキーワードに弱い。
そもそも、このブログを開設したのも「ほめ日記」という本に出合ったからだ。
「ほめ日記」とは、自分を毎日10個褒めるのだが、1日しか続かなった。
さて、本書「1分間の日記で夢は必ずかなう!」である。
amazonのカスタマーレビューは5つ星のうち3.9(36件)と高くはないが、まずの評価だ。
口コミには著者の他の本を読んでいる人もいる。
前著は「3分間日記」。
今回は「1分間日記」。
「毎日3分も続かないよ。」という方の為に「1分」に縮めたということか。
理想は「3分」。
結局1分から始めて「3分」に持って行く考えのようだ。
但し、内容的には前著「3分間日記」の方が実践向きらしい。
では、「3分間」で何を毎日書くのか?
書くのは5項目。
①夢・目標(長期・短期)
②やりたいこと
③今日の出来事
④今日の感謝
⑤今日の成功法則・学びの言葉
朝と夜の2回に分けて書く。
朝に①②の2項目、夜に③④⑤の3項目だ。
「まずは朝1分、夜1分から始めよう!」とあるのだが、これでは「2分間日記」ではないか?
「1分間日記」には無理がある。
さらに、著者はこう言う。
「慣れてきたら、朝に各2項目を1~2分、夜に書く項目を2~3分にのばせれば効果は強まります。」
結局、毎日3~5分ということになり、これでは「5分間日記」だ。
日記の例として著者の手書きの日記が1日分掲載されている。
しかし、肝心な部分がこれだけでは実践しにくい。
この点が前著の方が分かりやすかったようだ。
とりあえず、私は毎朝、夢を書いている。
目標を入れると、とても書ききれない。
夢だけでも50個ぐらいある。
ただ、夜の日記は徹底できていない。
夢を書くというのは今までもやってきた。
しかし、書くのは半年に一回くらい。
この点は本書を読んで毎日書くようになったの前進したと言える。
毎日3分日記をつけることで本当に夢は叶うのか?
書名には「必ず」とあるのだが、根拠はないに等しい。
冒頭には「私の日記ノウハウを体験した方の声」が掲載されており、「日記に書かれたことは、全て現実のものとなっている」という方もいるのだが、では、そういった人はどんな日記をつけていたかまでを掲載されていれば、実践しやすく、説得力のある本になったと思う。